岩ガキのさばき方

<夏の風物詩、鳥取県産の「岩ガキ上>
一般的にカキといえば、冬の味覚の「真ガキ」と思われがちでずが、鳥取ではカキといえば夏が旬の「岩ガキ」と決まっています。
古くからカキは”海のミルク”といわれるほど栄養価が非常に高いことが認められており、タウリン、ミネラルなど疲労回復、成人病子防などの薬効成分も含まれていることが知られています。
「岩ガキ」は5〜8月が盛漁期。蒼く澄み渡る水深10m前後の日本海の岩場で育つ、磯の味覚が濃縮された郷土の味、県外ではなかなか手に入りにくく、鳥取の「岩ガキ」は知る人ぞ知る夏バテ防止の珍味中の珍味です。

<生で豪快に・・・「岩ガキ」のおいい食べ方>
一般的な食べ方は、冬に食べる「真ガキ」と同じで三杯酢て和える酢ガキ、殻ごと軽く焼く焼きガキ、カキフライ、カキ飯などの調理法がありますが、鳥取ではレモン汗を落とし、生食用として丸ごと豪快に口に頬張る方法が基本で、濃厚で独特の風味があり、これが一番、美味しい食べ方として定着しています。

<岩ガキの殻の開け方>
(1):付着部分である平らな方を下にし、左手で殻頂部分をしっかりと強く押さえる。
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(2):右縁側を金づちでたたく。
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(3):貝柱を切るためにナイフが入る程度の小さな穴を開ける。 Photo

(4):ナイフを押し込み上側の殻部分((5)参考)に刃先をあて、貝柱を切り落とし手で開く。
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(5):貝柱の位置図(貝柱が切れていない場合は、貝の開きが悪い場合もあります。) Photo


■むいたカキの身はカキ殻が付着していますので、調理する前に必ず水洗いしてください。
■カキ殻などの貝殻はふつう可燃物として取り扱いますが、地域によっては取扱いが異なる場合もありますので、ゴミとして出す場合はご注意ください。
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